抗酸化成分

抗酸化成分

くも膜下出血の原因、高血圧や動脈硬化予防に不可欠な成分

免疫を司る活性酸素は、それそのものは重要なものですが、ときに過剰に働くことで高血圧や動脈硬化を引き起こすことがあります。抗酸化成分には「ポリフェノール」「カテキン」をはじめ、「ビタミンA」「ビタミンE」「ビタミンC」「アスタキサンチン」「リコピン」「大豆発酵エキス」などがあります。

なぜ抗酸化物質が必要なのか

活性酸素とは、簡単にいえば「体のサビのモト」。呼吸するたび体内に酸素が取り込まれますが、そのほとんどが水素と結びつき水になります。しかしながら、一部分の酸素は他の物質に変化し、いわゆる活性酸素となるのです。活性酸素は体の免疫機構の一部としての効力を持ってはいますが、過剰に発生すると正常な細胞を破壊したり、変質化させてしまうことがあります。

活性酸素の種類

  • スーパーオキシド

    体内に入り込んだウイルスなどを攻撃してくれる作用があります。しかしながら、その酸化力は強力ですし、年齢を重ねるごとにこの酸化力を落ち着かせる能力を失っていきます。そのため、抗酸化成分を摂取する必要があるのです。

  • 過酸化水素

    体内侵入した細菌を消滅させる機能を持っています。カタラーゼなど体内の特定の成分と結びつくとその効力が無効になりますが、構造が不安定なことから、ときに悪質な成分になってしまうことがあり、それが私たちの体を傷める原因にもなります。

  • 一重項酸素

    体が光を浴びると、紫外線の刺激により皮膚などに発生する物質です。タンパク質など皮膚を形作る物質を変質させてしまう特性を持っています。私たちは全く紫外線を浴びない暮らしはできませんので、特に注意が必要です。

  • ヒドロキシルラジカル

    体内の脂質を参加させ、過酸化脂質を作り出すものです。先の過酸化水素が体内に存在する鉄や銅などと反応することで発生します。その毒性はスーパーオキシドの数十倍ともいわれ、ときに遺伝子や細胞を傷め付けることもあります。

これらの活性酸素は、私たちの体に侵入する異物を殺傷するありがたい存在でありながら、一方では私たちの体をも攻撃してしまうこともあるやっかいなものでもあります。これが悪さをすることで、動脈硬化や高血圧といったものの原因となることもあるのです。
このため、過剰な活性酸素を体内から除去するために、抗酸化物質を摂取し続けなければなりません。

抗酸化物質の種類と配合食品

では、この活性酸素を体から排出するために摂取したい抗酸化物質にはどのようなものがあるのでしょうか。その成分や特徴、それが含まれる食品をご説明します。

種類 特徴 配合食品

ポリフェノール

「ポリフェノール」とされる物質には、摂取できる食品内でもなんと400以上もの種類があります。その植物の細胞を活性化し、植物の色素や香りを特徴付ける成分でもあります。 チョコレート・赤ワイン・大豆・りんご・緑茶・コーヒー・蕎麦・たまねぎ・ブロッコリー・ブルーベリー・いちご・プルーン・みかんなど

カテキン

緑茶・紅茶・ウーロン茶などで使用される茶葉に含まれ、細胞や遺伝子の損傷を防ぐことがわかっています。殺菌効果がある成分としても古くから知られています。 緑茶・紅茶・ウーロン茶・渋柿・カカオ・いちご・金時豆・りんご・ブルーベリーなど ※「カテキンはポリフェノールの中のひとつ」です

ビタミンC

体内でコラーゲンを生み出したり、免疫力を向上させる働きがあります。ストレスに適応するために必要なノルアドレナリンの合成機構にも関わりが深い物質です。 レモン・みかん・キウイ・水菜・ブロッコリー・カリフラワー・ピーマン・モロヘイヤ・カリフラワー・トウミョウ・れんこん・キャベツなど

ビタミンE

脂溶性ビタミンで、私たちの体内にある脂質や細胞膜の酸化を防ぎ、血中コレステロールからくる動脈硬化をも防ぐ効果があり、アンチエイジングの面からも注目されています。 アーモンド(ナッツ類)・たらこ・うなぎ・アボカドなど

アスタキサンチン

カロテノイド(天然色素)のこと。600種ほどのカロテノイドのうち、赤やオレンジ色を呈する色素で、活性酸素の「一重項酸素」を排除する力を持つ高い抗酸化成分のひとつとされています。 桜エビ・紅鮭・オキアミ・イクラ・スジコ・クルマエビなど

リコピン

カロテノイド(天然色素)のひとつ。動脈硬化やガンの予防、喘息や血糖値の改善など、様々な働きを持ちます。脂に溶ける性質があるため、油で調理した方が吸収率がアップします。 トマト・スイカ・ピンクグレープフルーツ・柿など

大豆発酵エキス

その名の通り、大豆を納豆菌で発酵させることで得られる成分です。この大豆発酵エキスは、体に有害とされる4種の活性酸素に対抗することができる最強の抗酸化成分。大豆ペプチドが高血圧に関係する物質をブロックしてくれます。 上記の様々な食品を「全部食べなくちゃ」と悩む必要がないほどの力を持っている大豆発酵エキスは健康食品(サプリメント)で摂ることが可能です。

摂取の注意点と効果的な摂り方

抗酸化物質はこう摂取するとより効率がいい!その方法は?

上記の抗酸化物質は、摂取すべきものではあります。しかしながら摂取の方法も重要です。
というのも活性酸素には大きく4つの種類があり、それらを体内から排出するためには、それぞれに対応した抗酸化物質を摂取しなければならない、という点です。
様々な食品をうまく均等に摂取することができればよいのですが、多忙な現代人はどうしても食生活が偏りがちになってしまっているからです。朝ごはんは食べない(食べてもパンだけ)、お昼ご飯はコンビニエンスストアのお弁当、夜は冷凍食品…そんな方も少なくないはずです。
乱れた食生活を送らざるを得ない方には、強い抗酸化力を持ち、多様な活性酸素を無害化することができる「大豆発酵エキス」の摂取をおすすめします。

摂取の注意点と効果的な摂り方

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