くも膜下出血後遺症

症状によって後遺症の種類や重さもさまざま

一度発症すると30%以上の人が死亡してしまうと言われるくも膜下出血。命が助かっても重い後遺症が残ることも多々あります。どのような障害が残るかは出血した場所によっても異なります。どのような後遺症が残るのか、さらに、後遺症が残される確率に関しても紹介します。

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代表的な後遺症

出血箇所によって違う後遺症

大きく分けて運動障害・感覚障害、感情障害、高次脳機能障害があります。

くも膜下出血だけにみられる後遺症というものはなく、ほとんど脳卒中と変わりません。 実際に見られる後遺症として、運動障害、感覚障害、感情障害、高次脳機能障害などがあります。

  • 運動障害:麻痺、言語障害、嚥下障害など
  • 感情障害:うつ、せん妄、人格障害など
  • 高次脳機能障害:注意障害、記憶障害、遂行機能障害、社会的行動障害など
  • 麻痺や言語障害(話が理解できない、話せない)などの障害が比較的気づきやすいのですが、感情障害や注意障害は程度が軽いものでは気づきにくいことがあります。患者さんを十分に観察して対応する必要があります。

後遺症に気づいたら速やかにリハビリを開始することが大事です。くも膜下出血は再発作による死亡率が、2回目は50%、3回目では80%と高くなっていくため、リハビリと同時に再発作を予防することに注意しなければなりません。(※1)

(※1)参照元:篠原幸人(2003)『脳梗塞・脳出血・くも膜下出血が心配な人の本』法研.

くも膜下出血後遺症の改善再発予防のためにできることとは?

大事なこと①:血流改善・動脈硬化を防ぐ

血流を改善することにより、身体の中の細胞に酸素や栄養が行き渡りやすくなり、細胞が活性化し、代謝が上がり、身体機能が回復されやすくなります。後遺症のリハビリの効果も上がるでしょう。さらに、幸せホルモンややる気ホルモンと呼ばれる脳内の神経伝達物質の働きも、血流によって左右されています。血流を改善することで、体の不調はもちろん、心の不調も解決することができます。

動脈硬化は、くも膜下出血(脳動脈瘤の破裂)リスクや再発率を高める要因の一つです。動脈硬化が進行したら血管のしなやかさや弾力性が失われてもろくなり血流が悪くなります。脳動脈の一部で滞留が起きると、そこだけ風船のように膨らんで動脈瘤ができます。これが破裂するとくも膜下出血になります。

大事なこと②:活性酸素を除去することで、動脈硬化と血流障害を改善

血流障害と動脈硬化が進行する理由は、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化され、血管の内側に過酸化脂質が蓄積され、血管を傷つけることが挙げられます。LDLの酸化を促すのが、活性酸素。活性酸素は体内で自然に発生る酸素の一種で、体内に侵入したウイルスや細菌から守るために活躍する大切なもの。しかし、前述した通り、細胞を酸化させてしまう特徴もあります。そんな活性酸素を消去できるのが抗酸化成分です。(※2)

大事なこと③:抗酸化成分をしっかりとって、活性酸素を除去

最近注目されている抗酸化成分は大豆発酵エキスが挙げられます。大豆発酵エキスはほかの抗酸化成分より優れたところは、4種類もある活性酸素すべてに効果を発揮してくれることです。その効果の高さを実証する科学的証明(エビデンス)は「代表的な抗酸化成分であるビタミンCと大豆発酵エキスの抗酸化力の比較」(大石ら,2013)という実験です。

「代表的な抗酸化成分であるビタミンCと大豆発酵エキスの抗酸化力の比較」(大石ら,2013)

代表的な抗酸化成分であるビタミンCと大豆発酵エキスを、一か月間、高温の過酷な条件において、それぞれの抗酸化力がどう変化するか、を検証しました。ビタミンCの抗酸化力が8日目頃から急激に低下したのに対して、大豆発酵エキスをはほぼ100%を保っています。つまり、大豆発酵エキスは、長い時間、しっかりと抗酸化力を保持してくれるのです。

代表的な抗酸化成分であるビタミンCと大豆発酵エキスの抗酸化力の比較

さらに、高血圧や動脈硬化を改善する効果も実験により検証され、くも膜下出血の再発予防への効果も期待できます。くも膜下出血の後遺症で苦しんでいる患者さんの中で、大豆発酵エキスを飲んでから「リハビリを頑張れるようになった」「体の調子がよくなった」などを感じた方が多いです。

くも膜下出血から一命をとりとめたと思ったら、辛い後遺症…何の支障もない生活に一日も早く戻りたいという気持ちが強いでしょう。しかし、くも膜下出血の後遺症の改善スピードは人それぞれです。直ぐに改善できる方もいれば、改善までに時間がかかる方もいます。プラス思考で後遺症と向き合い、リハビリを気長に続けることが最も大事です。再発を予防しつつ、リハビリを長く続けさせるためには、血管の状態を正常に保ってくれる抗酸化成分の摂取がおすすめです。

大豆発酵エキスについてWEBで調べてみる

(※2)参照元:大石一二三・小黒達夫・金子正裕・金丸拓也・川口基一郎(2013,共著)『高血圧・脳卒中・糖尿病を90日間で改善する大豆発酵エキスの効用 』アイシーメディックス.

代表的な後遺症1「水頭症」

1~2ヶ月後に発症することもある水頭症

くも膜下出血によって起こる後遺症で最も多いものが「正常圧水頭症」です。

出血があった影響で脳脊髄液の流れが悪くなり、脳のすきまに髄液がたまったことによって起こります。

歩行困難や尿失禁、物忘れや無気力などの症状が現れます。シャント手術という体内にチューブを埋め込む処置を行うことで、脳にたまった髄液が排出され症状は改善されていきますが、歩行障害は1割程度、物忘れや尿失禁は5割程度残ることもあり、継続的なリハビリや通院が必要となります。

介護の注意点・リハビリ方法

水頭症による運動障害のリハビリは、急性期、回復期、維持期の3つのステージに分かれており、それぞれリハビリ方法や目的が異なります。

介護している人は患者さんの病状を理解し、焦らず接することが大事です。家で介護する場合は、患者さんが家の中や車椅子での移動の際、障害物にぶつかりやすいため、家の家具の配置など十分気を付けてあげましょう。

代表的な後遺症2「麻痺」

運動障害でもっとも多くみられる「麻痺」

くも膜下出血や合併症によって運動神経が損傷した結果、「片麻痺」「半身麻痺」が残ることがあります。くも膜下出血や脳疾患の後遺症としては最も一般的です。体の右半身か左半身のみが麻痺することがほとんどで、どちらが麻痺するかは、脳の損傷部分によって異なります。

麻痺がおこると歩くことが困難になり、また文字を書いたり自分で食事を取ることも難しくなり生活に様々な不便が生じます。

介護の注意点・リハビリ方法

リハビリでは理学療法士のサポートを受けながらの訓練がメインになりますが、自宅でのトレーニングでは家族の支えも重要です。もちろん見守り、手助けをすることも必要ですが、本人ができることまで手を出さないようにしましょう。

麻痺の程度は人によってそれぞれですが、初めは全く動かないというような場合でも、リハビリを続けていくことで7~9割の人が歩けるくらいまでは回復できるとも言われています。

代表的な後遺症3「言語障害」

ろれつがまわらない、言葉が出ないなどの障害

脳の言語分野(大脳の左半分の領域)にダメージを受けた場合、言語障害が後遺症として残ることもあります。「聴く」「話す」「読む」「書く」といった言語能力に障害が出ます。

言語障害には、ろれつが回らない・正しい発音ができないといった構音障害、意味のある言葉が出なくなってしまったり、相手の話している言葉が理解できなくなってしまう失語などいくつかの種類に分けられます。

介護の注意点・リハビリ方法

言語障害が起こると、スムーズにコミュニケーションが取れないため、日常生活はもちろん、社会生活においても社会から孤立することになりかねません。家族の理解や協力がとても大事になってきます。言語障害があったとしても、言葉以外の能力は正常です。子供扱いしてしまうと患者さんのプライドや感情を傷つける恐れがあります。患者さんと接する際に気を配ってあげましょう。

これらの障害も、くも膜下出血発症直後は全く言葉が出なかったという場合でも、リハビリを行っていくことで意思疎通ができたり、問題なく話したり書いたりすることができるようになるというケースもあるため、気の長いリハビリが大切です。

代表的な後遺症4「感覚障害」

麻痺と同時に起こりやすい感覚障害

感覚障害も、くも膜下出血の後遺症として多く見られる症状の一つです。くも膜下出血が起きた場所(脳内に動脈瘤があった場所)とは反対側の半身に起こることが多く、しびれや痛みなどが長期間続きます。

運動神経と感覚神経は同じような位置にあるため、くも膜下出血や他の脳疾患の後遺症としても、運動障害と感覚障害は同時に現れやすいと言われています。

介護の注意点・リハビリ方法

感覚障害の程度は人によりさまざまで、介護している人の観察力が必要です。患者さんの刺激に対する反応がに鈍くなり、やけどや怪我をしても本人気づかない場合がありますので、介護している人がこまめに身体チェックしてあげる必要があります。

感覚障害はリハビリによって改善していきますが、完全には治らない場合も多く、長期間じっくりと向き合っていくことが必要となります。

代表的な後遺症5「嚥下障害」

食べ物を上手く飲み込めない「摂食嚥下障害」

「摂食嚥下障害」とは、食べ物を上手く飲み込めなかったり、むせてしまったりする障害のことです。くも膜下出血などの脳血管障害でよく起こる障害と言われていますが、具体的にどんな症状が現れるかは患者さんによって異なります。これは、嚥下の流れのどこに問題が起きているかによって症状が変わるためです。

治療方法やリハビリ方法も、個人の状態を見ながら決めていきます。家族内でも、患者さんは何ができて、何をしづらいのか把握しておくようにしましょう。

介護の注意点・リハビリ方法

「嚥下障害」のリハビリでは間接訓練と直接訓練を行います。実際にものを食べながら機能の維持回復を図るのが直接訓練です。簡単なものからはじめ、段階的に通常の食事に近づけていきます。間接訓練は、唇や舌、頬のマッサージやトレーニングなどをする訓練です。

嚥下障害の症状は人によって異なるため、訓練の進行スピードも個人差があります。そのため、家族がしっかりとサポートすることが患者さんの支えになるでしょう。

代表的な後遺症6「うつ」

リハビリへのモチベーションが下がる「うつ症状」

くも膜下出血や脳梗塞後のうつ症状のことをPSDと呼びます。PSDになってしまうと意欲低下や抑うつ気分などの症状が現れるため、日常生活動作のリハビリの進行にも悪影響を及ぼす可能性が高いです。また、PSDはほかの後遺症や障害に比べて、放置されることが多いことも特徴でしょう。しかし、PSDの状態が長く続くことで死亡率が上昇するとも言われているため、早期治療が必要になります。

PSDが起こる原因としては、器質的な要因や心因性の要因などがあり、これらが複雑に絡み合っていることがほとんどです。そのため、薬物療法だけでなく運動麻痺のリハビリ、脳血管障害の改善などを行って回復を目指していきます。"

介護の注意点・リハビリ方法

PSDの治療は薬物療法やカウンセリングが中心です。しかし、心因性の要因がうつ症状に関係していることもあるため、運動麻痺のリハビリだけでなく心のケアもきちんと行わなければなりません。また、PSDの治療では家族の支えも大切です。家族から批判的な言葉を言われなかった患者さんはうつ病の再発率が下がったという報告もあるため、症状や患者さんが求めることを理解して、適切にサポートしましょう。

代表的な後遺症7「せん妄」

意識に混濁や錯乱を生じるせん妄

せん妄は眠りこける・意欲低下・感情鈍麻・ぼーっとして何も行動できないなどの陰性の症状を示す低活動型と、幻聴や妄想・見当識障害・むやみに興奮する・イライラし当たりちらすなどの陽性の症状を示す過活動型とに分類できる障害です。
いずれの場合も症状は急性的に現れる一過性のものですが、ちょっとしたことからパニックを起こし暴れたりする場合もあるのでやっかいな症状といえます。その特有の症状から、高齢の患者さんの場合では認知症と勘違いされることも多いです。診断は慎重に行われなくてはいけません。

介護の注意点・リハビリ方法

せん妄のリハビリにあたっては、患者さんを落ち着かせることがまず肝心です。ちょっとしたことが不安につながるため、部屋を暗くしない・カレンダーや時計を掲示して日時や時刻がわかるようにする・看護はいつも同じ者が担当する・病院での医療行為には家族が付き添う・よく知った人物が声掛けを行うなどの配慮が必要となってくることでしょう。不安を感じてパニックを起こすと、患者さんは精神的にひどく消耗します。よくない刺激はできる限り排除し、患者さんが安心して過ごせる環境作りを心がけてください。

代表的な後遺症8「人格障害」

「それまでとは別人のように変わってしまった」という現象も後遺症の一つ

くも膜下出血により前頭葉や側頭葉を損傷すると、人格が以前とは別人のようになるケースがあります。精神的に不安定になって感情の起伏が激しくなったり、注意力や集中力・やる気が低下したりします。

これらの後遺症は本人の自尊感情を低下させ、人とのコミュニケーションを避けるようになることも多く、うつや認知症を誘発する場合もあります。

介護の注意点・リハビリ方法

人格障害の兆候が見られたら、専門医に相談したり投薬を受けるなど、外部からのサポートを受けることも大切です。

人格障害になった患者に対して、「その人の今の性格を受けいれよう」という思いが大事です。今までと違う性格に困惑してついに怒ることが禁物です。その性格の変化を冷静にとらえて対処方法を探すのが一番重要です。

代表的な後遺症9「注意障害」

集中力・注意力が著しく低下する障害

くも膜下出血の後遺症として起こる注意障害は、注意力や集中力に支障をきたす症状のことを指します。考えがまとまらずぼんやりしたり、同時に複数のことができなくなったり、運動障害があるわけではないのに「腕を上げ続ける」といった単純な動作を継続して行うことができなくなったり、雑音が異常に気になったりするなど、損傷を受けた部位や程度によってさまざまな症状が現れるのが特徴です。ひどい場合には日常生活にまで支障をきたすことがあるため、症状が定着しないよう早期にリハビリを開始すべき後遺症といえるでしょう。

介護の注意点・リハビリ方法

注意障害のリハビリとしては、計算やパズルなどの単純な訓練を繰り返して少しずつ脳機能の回復を図っていくのが一般的です。注意障害のある患者さんは、脳が処理できる情報量が健常者に比べて著しく制限されています。
「こんなこともできないの?」と思うような単純な動作ができない場合も多々あり、いらだちを感じる介護者の方も少なくありません。しかし、感情的に叱りつけると患者さんはリハビリの意欲を失ってしまいます。優しく接して、できたことは褒めてやる気を出させるなどの配慮を心がけてください。

代表的な後遺症10「記憶障害」

「覚えること」「思い出すこと」が困難に

記憶は覚える・記憶を保持する・思い出すという3つの脳の働きが相互に関わり合って成り立っている機能です。記憶障害の患者さんは、これらの機能に部分的または複合的に損傷を受けており、その結果「覚えること」「思い出すこと」に関してさまざまな症状が現れます。
症状が重い場合には、これから何をしようとしていたか忘れる・数分前に自分が言ったことも忘れている・新しい情報がまったく覚えられない、あるいは過去の一時期の記憶がまったく思い出せないといった状態となり、生活に大きく支障をきたす障害です。

介護の注意点・リハビリ方法

記憶障害のリハビリでは、簡単な記憶の課題を繰り返して行ったり、視覚情報を手がかりにして記憶して思い出す訓練を積んだりといった手法が一般的です。記憶障害の回復には、医療機関でのリハビリだけでなく家庭内の環境調整も重要な役割を担っています。1日のやるべきことをチェックリストにする・アラームや家族の声掛けによってやるべきことを思い出させる・重要なことは貼り紙に書くなど、家庭での工夫が大切です。記憶障害の患者さんは、日常生活の中でたくさんのことを覚えたり、思い出したりすることが大きな負担となります。家庭環境を整えることで、少しでも負担を軽減してください。

代表的な後遺症11「遂行機能障害」

「段取り」がわからなくなる障害

物事をやりとげるためには、目標の設定・論理的思考・計画・効率的な方法の工夫・集中・実行などいくつもの脳の働きが組み合わさって機能する必要があります。これらの働きが阻害された状態が遂行機能障害です。遂行機能障害の患者さんは段取りが著しく悪くなります。
今まで当たり前にできていた家事がうまくできなくなったり、仕事に異常に時間がかかったり、仕上がりが雑になったり、計画が立てられなくなったり、ものごとの優先順位がわからなくなったりという症状が代表的です。また、何度も失敗しているのに次に活かすことができず、同じ失敗を繰り返してしまうのも遂行機能障害の特徴といえます。

介護の注意点・リハビリ方法

遂行機能障害は入院中の生活では顕在化しづらく、退院後の日常生活の中で顕著に現れる障害です。そのため、リハビリも日常生活での工夫が中心となってきます。段取りがわからなくなっている患者さんに対しては紙に書いたり、家庭内で目印やメモを貼り出したりといった配慮が必要となってくることでしょう。用事の計画が立てられなくなっている患者さんに対しては、ご家族が「今日、○○時に△△に着くには何時の電車に乗ればいい?」などとヒントを出しながら、焦らずゆっくりと考えていくことが大切です。

代表的な後遺症12「社会的行動障害」

「人が変わったようになった」は障害のサイン

社会的行動障害とは、 無気力になる・欲望が我慢できない・感情を爆発させ激怒したり泣いたりする・人の気持ちがわからなくなる・子供っぽくなり家族になんでも頼りたがる・こだわりが強くなりガンコになる、といった症状を特徴とする障害です。一見すると性格の問題にも感じられるため、くも膜下出血の後遺症であると気づかれず、治療につなげられない場合も少なくありません。対人関係が悪化するだけでなく、万引きなどの犯罪行為が現れるケースもあり、放置すれば社会生活において大きな支障をきたします。早期に治療に取り組んでいかなくてはならない障害です。

介護の注意点・リハビリ方法

社会的行動障害のリハビリには家族の理解と協力が不可欠です。まず、この障害をもつ患者さんは自分の言動の問題点を自覚することが困難な傾向にあります。不適切な行動や発言があったときは感情的に叱ることなく、穏やかに問題点を指摘するようにしましょう。患者さんの症状の現れ方によって、介護者の取るべき対策は異なります。
度を越して散財や娯楽に走ってしまう患者さんには、欲望をコントロールするためのわかりやすいルールを設定するのが有効です。対人関係障害で会話に困難を生じた患者さんには、遠回しな表現を避けてわかりやすく会話するよう心がけるなど、個別の工夫が必要でしょう。

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脳内腫のできた個所によって残される後遺症が違う

くも膜下出血の発症時に起こった脳組織の破壊によってみられる局所症状は程度の差はあります

脳動脈瘤が破裂したときに、血液が脳に向かって強く噴き出した場合、脳を壊しながら脳実質内に血液が入り込み、脳内腫ができます。脳内腫のできた場所は脳組織が壊れているので、壊れた場所の脳の機能は失われてしまいます。例えば、脳内腫ができる場所は側頭葉(多くの場合は左側頭葉)の言語中枢であれば言語障害になったり、手足の運動に関わる錐体路などであれば、片側の手足に麻痺といった症状が生じます。
くも膜下出血の発症時に起こった脳組織の破壊によってみられる症状は程度の差こそあれ、 一度壊れた脳組織はほとんど元には戻らないため、治療を行っても後遺症が残ってしまうケースが多く見られます。

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くも膜下出血後遺症が起こる確率

適切な治療で後遺症の発症と悪化は抑えられます

くも膜下出血が発症後、一か月以内に死亡する確率は約50%で、命は助かっても、後遺症が残る確率は20%、元通りの生活に戻れる確率は30%だと言われています(※3)。後遺症が残るか残らないか、後遺症が軽くて済むのか重い後遺症が残るのかは、発症後に行われた治療によって左右される可能性があります。発症後の手術など対応のスピードはもちろん重要ですが、人手が足りない深夜などで手術するのを控えている場合もあります。。 さらに、くも膜下出血発症後の後遺症の重症度を決める要素は、くも膜下出血発症時の障害の程度、脳動脈瘤の再破裂の有無、脳血管攣縮の有無の三つが挙げられます。発症時の脳障害を治療することは困難ですが、脳動脈瘤の再破裂と脳血管攣縮による脳障害は治療により防ぐことは可能です。患者さんを注意深く観察し、治療することにより、後遺症の発症や悪化は抑えられる可能性があるのです。

(※3)参照元:秋田県立脳血管研究センター『1.くも膜下出血(破裂脳動脈瘤:はれつのうどうみゃくりゅう)』

後遺症と向き合うために
血流を改善することが大事

体内の活性酸素を除去することで後遺症を乗り越える

後遺症を抱えている患者さんのリハビリを支え、そして再発を予防するために、血の巡りを改善し体の環境を正常に整え、身体の内側から元気をつけることが大事です。体内の活性酸素を除去することにより、血流を改善していきましょう。現代病の9割の原因だと言われる活性酸素は、体内の脂質を酸化させ、過酸化脂質を形成します。過酸化脂質は動脈硬化を引き起こす原因となったり、血管にたまると血流を阻害したりと、様々な不調を引き起こすのです。(※4)

活性酸素を除去するには、抗酸化成分を摂取することが必要です。最近注目されている抗酸化成分は大豆発酵エキスNTが挙げられます。大豆発酵エキスNTは大豆などの発酵食品に含まれている抗酸化作用に注目し、10年以上の期間をかけて開発された優れた抗酸化成分です。その強力な抗酸化力は、あらゆる種類の活性酸素を除去することができ、しかも長く継続できます。抗酸化成分としてよく知られているビタミンCやビタミンEなどと比較して、その抗酸化力は桁違い。 大豆発酵エキスを飲んでから、ふわーっと血の巡りがよくなり、リハビリを元気よく、長く続けられたと、効果を実感した声が相次ぎます。

大豆発酵エキスWEBで調べてみる

(※4)参照元:大石一二三・小黒達夫・金子正裕・金丸拓也・川口基一郎(2013,共著)『高血圧・脳卒中・糖尿病を90日間で改善する大豆発酵エキスの効用 』アイシーメディックス.