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Q&A(イメージ)

なりやすい人、年齢、季節などはあるの?

統計から見えてくる傾向 リスク要因のある方はご注意!

くも膜下出血はある日突然発症し、還らぬ人となることもある怖い病気です。どのようなタイプの人がなりやすいのか、年齢や季節、生活習慣は関係あるのか?くも膜下出血に関わる疑問に答えます。

くも膜下出血になりやすいタイプはあるの?

くも膜下出血の原因のうち、80%を占めるのが脳の表面にできた脳動脈瘤の破裂とされ、残りの20%は、先天性の脳の奇形や交通事故による外傷性のものと言われています。

脳動脈瘤が破裂するくも膜下出血の危険因子として知られているのが「高血圧」です。高血圧を指摘されている人は、そうでない人に比べてくも膜下出血の発症率が男性で2.97倍、女性で2.7倍(※1)とのデータもあります。その他にもくも膜下出血になりやすいのではないか?と言われている要因の真偽を以下にまとめました。

(※1)JACC Study『くも膜下出血死亡の危険因子について』

太っているとなりやすい?

やせ型タイプの方がくも膜下出血のリスクは高い

一般的に太っている人(肥満)は、動脈硬化などの血管障害を起こしやすいため、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高くなると言われています。しかしくも膜下出血との関連性に関してははっきりとしたことは分かっていません。コレステロール値が高いと動脈硬化や高血圧につながりやすく、その点でくも膜下出血になりやすいリスクはありますが、やせていてもコレステロール値が高い人もいるため肥満=くも膜下出血ということではないようです。

むしろ、BMIが18.5未満の「痩せ体型」の人(特に男性)は、標準体型の人に比べて2.72倍ものくも膜下出血発症リスクが高いという研究も多数報告されています。(※2)

(※2)JACC Study『くも膜下出血死亡の危険因子について』

男女どっちがなりやすい?

女性の方が患者数が多いことで知られています

くも膜下出血は男性よりも女性が発症することが多いようです。くも膜下出血による年間死亡率を調べたサイトでは、10万人当たりで男性は19.5人、女性は24.6人と女性の方がやや多くなっています。(JACC Study)

年代別くも膜下出血死亡率

データ参照元:JACC Study
http://publichealth.med.hokudai.ac.jp/jacc/reports/yamada1/index.html

さらに以下の図を見ると50歳以下の年代では男性の方が死亡率が高いのですが、60歳以上の年代では女性の死亡率が急激に上がっています。これは女性ホルモンにくも膜下出血の発症を抑える効果があり、閉経後はその働きがなくなることから、女性の発症率・死亡率が飛躍的に上昇すると考えられています。

年齢が高いほどなりやすい?

男性と女性で発症しやすい時期が異なります

くも膜下出血は20代から発症することもあり、年齢を経るにつれて発症率が上昇していきます。男性は40~50代から発症率が上昇し、女性は60代以降に急激に発症しやすくなります。生活習慣やストレスによる体への影響が最も現れやすい時期であり、また女性の場合は閉経によって女性ホルモンの分泌が低下することが要因の一つとして考えられています。

また、発症後の回復率は60歳を境にはっきりと分かれ、若いうちに発症しても比較的回復しやすく、生存者のうち80%程度の人は日常生活に戻れています。それに対し60代、70代以上の人が発症すると命が助かっても回復が遅れ、約50%の人には後遺症が残ってしまうようです。

血圧が低くても発症する?

低血圧でも遺伝的要因や生活習慣によって発症する危険性があります

くも膜下出血が起こる原因として最も有名なのが「高血圧」であるということ。高血圧は脳動脈瘤の肥大や動脈硬化のリスクを上昇させるため、必然的にくも膜下出血のリスクも高まります。かといって低血圧の人が絶対安心かというと、そんなこともありません。そもそも先天的に脳動脈瘤を持っている人も多く、破裂しなければ日常生活に問題が生じることはないため、気づくことがありません。それが何らかの理由で破裂してしまうと、血圧の低い人でもくも膜下出血になることがあります。くも膜下出血は「高血圧の病気」と過信せず、血圧が低くても正常であっても、定期的な脳ドックなどを受けることをお勧めします。脳動脈瘤を早期に発見できるためです。

頭痛持ちはなりやすい?

片頭痛や緊張性頭痛と、くも膜下出血の頭痛は全く違うもの

普段から頭痛になりやすい人や季節の変わり目に頭が痛むという人は、「もしかしたら脳の病気が隠れているんじゃないか」と心配になりますよね。

こめかみや頭の前が前触れなく痛み出し、1日~数日続くというのが片頭痛で、体質や疲れなどが重なって起こります。また緊張性頭痛と呼ばれるものは頭が重く感じる頭痛で、首や肩の疲れ、ストレスなどから起こることが多いようです。それに対しくも膜下出血は、動脈瘤の破裂により急激な頭痛が起こります。「ハンマーで殴られたような」激痛です。慢性の頭痛とは全く異なるもので、頭痛持ちの人が他の要因でくも膜下出血になることもありますが、「頭痛持ちだから」ということはくも膜下出血の発症とは直接関連がないと言われています。

遺伝で発症する割合は?

脳動脈瘤ができる危険因子が遺伝しやすいと言われています

くも膜下出血の発症リスクが高くなる要因として遺伝的なものもあります。血のつながった親族(祖父母・両親・兄弟など)にくも膜下出血を発症した人がいる場合、くも膜下出血が起こるリスクは、そうでない人に比べて2倍程度高いという研究もあります。

とはいっても、遺伝するのはくも膜下出血と言う病気自体ではなく、

  • 脳動脈瘤ができやすい体質
  • 高血圧になりやすい体質

などの危険因子が遺伝しやすいと言われているようです。

また、くも膜下出血を起こした家族が2親等以内にいる場合、未破裂動脈瘤が見つかる可能性が高く、破裂しやすいともいわれています。そのため、もし家族にくも膜下出血になった人がいる場合、40代になったころから検査をしてみるといいでしょう。(※3)

(※3)参照元:篠原幸人(2003)『脳梗塞・脳出血・くも膜下出血が心配な人の本』法研.

活性酸素とくも膜下出血の関係は?

くも膜下出血の危険因子:高血圧と動脈硬化の元凶は活性酸素

くも膜下出血の最大の危険因子として最も知られているのは高血圧です。高血圧の人は正常血圧に比べると脳疾患死亡率が3倍も高くなります。
動脈硬化は脳動脈瘤ができる原因です。動脈硬化になって血管がしなやかさや弾力性が失われ、もろくなり、血液の流れが悪くなります。脳動脈の一部で滞留が起きると、そこだけ風船のように膨らんで動脈瘤ができ、破裂するとくも膜下出血になるのです。

活性酸素は高血圧や動脈硬化を引き起こす仕組みを簡単に紹介します。

活性酸素は血流の中のコレステロールや脂質を酸化させ、酸化されたコレステロールや脂質は血管内壁に沈着し、血管を狭くします。狭くなった血管に、大量の血液が流れようとするため、血圧が上がり、高血圧になるのです。

動脈硬化が進行する理由は、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化され、血管の内側に過酸化脂質が蓄積され、血管を傷つけることが挙げられます。LDLの酸化を促すのが、活性酸素。

活性酸素は私たち人間が生きていくうえで必ず体内で作り出される成分で、過剰に発生してしまうと、その酸化力がたんぱく質や脂質を酸化させ、体内のいたるところに害を与えます。活性酸素を除去するには、抗酸化成分を摂取することが大事です。最近注目されている抗酸化成分として、「大豆発酵エキス」を紹介します。

大豆発酵エキスは、10年以上もの開発期間かけて、培ってきた発酵技術と抽出技術によって、大豆の有用成分を最大限に抽出することが可能になりました。
抗酸化成分としてよく知られているビタミンCやビタミンEなどの抗酸化成分と比較して、その抗酸化力は桁違い。大豆発酵エキスが優れている理由を二つ紹介します。

  • あらゆる種類の活性酸素を除去できる
    一言に活性酸素といっても種類はさまざま。ほとんどの抗酸化成分は、特定の活性酸素に対してしか有効ではありません。しかも活性酸素は抗酸化成分と反応すると、また新たな活性酸素を生みます。大豆発酵エキスはすべての活性酸素を除去できる唯一の成分です。
  • 抗酸化パワーが長く、そして強く
    大豆発酵エキスは、その強力な抗酸化力が、長く継続できるのが特徴です。 他の抗酸化成分は時間の経過とともに抗酸化力が減少していきますが、大豆発酵エキスは一か月経っても、効果が低下することがなく、その安定性は実験で検証されました。

     

大豆発酵エキスには、優れている抗酸化作用のほかにも、血圧を上昇させるACE酵素を抑制する作用もあります。
大豆発酵エキスを飲んでから、ふわーっと血の巡りがよくなり、降圧剤を飲んでもなかなか下がらなかった血圧が嘘のように下がったと、効果を実感した声が相次ぎます。
「処方された薬を飲んだものの体調は改善されない」「薬だけに頼るのは不安」「薬がどうしても効かない」という悩みを抱えているあなたに、ぜひ「大豆発酵エキス」の力を感じてほしいです。

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くも膜下出血を起こしやすい季節・時間帯は?

温度変化の激しい冬や、血圧の高くなる午前中に発症しやすい

くも膜下出血は、脳の表面の動脈瘤が破裂することによって発症することが多い病気です。そのため、血圧が急に上がったり下がったりすることが引き金になって発症しやすいとも言われています。

  • 冬(家の中と外での温度変化が激しいため。お風呂場なども要注意)
  • 午前中(血圧が高くなりやすい)
  • 運動、排便、性行為などの運動・興奮時(血圧が急に高くなりやすい)

その他、時間としては午前6-10時に発症すことが多いという研究結果もあります。(※4)未破裂の脳動脈瘤を持っている場合などは、血圧が急に上がることのないよう気をつけて生活することが肝要です。

>(※4)張 明姫「入院患者を対象としたくも膜下出血罹患と気象要素との関連」[pdf]