生活習慣

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睡眠不足・運動不足には要注意!

くも膜下出血(脳動脈瘤の破裂)の発生・再発リスクを高める要因の一つに生活習慣があります。様々な生活習慣がありますが、ここでは睡眠不足と運動不足を中心に、くも膜下出血との関係をまとめています。

くも膜下出血のリスク
高める生活習慣とは

不規則な生活習慣が生活習慣病を引き起こしてくも膜下出血を発症

乱れた生活習慣もまたくも膜下出血を引き起こす要因の一つです。不規則な生活習慣は高血圧や高脂血症、肥満、糖尿病や、動脈硬化といった生活習慣病を引き起こし、それがもとでくも膜下出血や心筋梗塞など、重大な病気を誘発します。

こうした生活習慣病は、乱れた食生活はもちろんですが、不規則な生活や運動不足などによって発生します。食事を摂る時間や就寝時間がまちまちだったり、1食抜いたり、睡眠不足が続いたり、あるいは喫煙や過度の飲酒、運動不足が続くと生活習慣病からくるくも膜下出血発症リスクが高くなります。

不規則な生活
なぜリスクを高めるのか

睡眠不足でくも膜下出血やその他の死亡率が高くなる

生活習慣の中でも睡眠時間が不規則になるとくも膜下出血死亡や、その他の死亡率が高くなります。下記は、平均睡眠時間と死亡リスクを表したグラフです。

7時間睡眠を基準とした場合、6~4時間睡眠になると死亡リスクが高くなります。特に女性は4時間睡眠になると7時間睡眠時の2倍の死亡率になり、睡眠時間が大きく影響していることがわかります。

また睡眠不足と動脈硬化の関係を調べた調査では、5時間未満で27%、5~7時間が11%、7時間以上が6%と、睡眠時間が短いほど発生リスクが高くなると指摘しています。

睡眠不足が続くと血管の修復が追いつかなくなって動脈硬化が進むといわれ、その結果くも膜下出血のリスクが高くなります。

運動不足
なぜリスクを高めるのか

運動不足で悪玉コレステロールが増加して動脈硬化に

運動不足もくも膜下出血の発症リスクを高める要因の一つです。上のグラフは40~79歳までの循環器(くも膜下出血や心筋梗塞)の病気の死亡率と運動との関係を表しています。

これを見ると運動量に比例して死亡率が減少していることが分かります。運動不足から肥満になると、血液中の善玉コレステロールが低下します。善玉コレステロールには、血管に溜まっている余分な悪玉コレステロールを取り除く働きがありますが、減少することにより、血液がドロドロになって動脈硬化が進みます。

それによって脂質異常症や肥満、高血圧などの生活習慣病になると、くも膜下出血の発症リスクが高まります。

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睡眠不足や運動不足の方が
今日からできること

睡眠不足で増えた活性酸素を抗酸化物質で除去して予防する

睡眠不足が続くと体内で抗酸化作用のあるホルモン「メラトニン」が減少し、それと同時に活性酸素が過剰に発生します。運動不足が続くと抗酸化酵素を分泌する機能が低下して、活性酸素が大量に発生するようになります。

こうした活性酸素は、血管を酸化させて動脈硬化を促進して、くも膜下出血リスクを高めます。くも膜下出血の予防法として、睡眠不足や運動不足の解消がありますが、仕事や家事、育児などに追われていると、思うようにいかないのが現状です。抗酸化作用のある成分を摂取することで、活性酸素を効果的に除去できます。